京都や滋賀・大阪・奈良でピアノ調律から修理までピアノのことなら
ピアノアトリエRest
〒610-0041 京都府宇治市槇島町吹前107-14
電話での受付時間
お気軽にお問合せ・ご相談ください
☎️ :0774−26−5688
下記のお問い合わせ・お申し込みフォームからは、24時間受付しています
まず追加費用の前にピアノの調律が空いているとピアノがどのようになっているのか。
・調律が空いている事で音の高さが大きくズレていたり、音のバランスが大きくばらついている可能性がある
・内部にホコリなどが溜まっている可能性がある
・部品の劣化や故障や弦が切れているなど、修理や部品交換などが必要な可能性がある
上記のようにさまざまな可能性があります。
1、追加費用を設けている会社(調律師)の考え方
ポイント1であげたように音のズレが大きいと通常一度調律をするだけでは正しい音程で仕上げられないので、まずは調律の半分くらいの時間(20分程度)で正しい音程の近くまでザッとそろえる作業が必要になります。掃除に関してもホコリの量が多かったり鍵盤を上げての掃除などが必要なケースもあるため、余分に時間がかかってきます。そのため追加料金を空き年数1年につき追加されているのは、その可能性をふまえて追加費用を設定されています。他にもピアノ業界の仕組みなどもありますが、その内容はまた別のコラムでいずれご紹介できればと思います。
2、追加費用を設けていない会社(調律師)の考え方
ピアノの空き年数があっても、音のズレがあまりないケースや内部のホコリがあまりないケースもたくさんあります。そうすると特に作業時間が増えないにも関わらず、料金だけいただく事になりますので必要になるかどうか分からないものに料金をつけて費用をもらうようにするのは・・・。という事で追加でかかる作業に関しては許容範囲とし追加費用は設けないとしています。余談ですがピアノの置かれている環境や前回の調律師の技術力で毎年調律されていても、音のズレが大きかったりホコリがすごいこともあります。他にも前回のさらにその前の調律の履歴(前回は1年前だが、その前が20年空いているなど)により、前回調律が1年前にされていても音ズレが大きかったりホコリがすごかったりすることもあります。そういった点も含めて、前回の調律からの空き年数で追加費用を設けないようにしているところが多いと思います。
注意が必要なのが、調律の追加費用を設けているところも設けていないところもピアノの状態により部品交換や修理が必要な場合は、別途費用がかかります。年数が空いておられるピアノは部品の劣化などの可能性もありますので、部品交換や修理なども事前に考えておく必要があるかと思います。部品交換など各作業の料金掲載がある場合はその設定金額や、会社としての方針など含めて確認されることをお勧めします。