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ピアノ調律は1年に一度が当然?
(ピアノ調律の頻度に関しての、情報です。)

ピアノ調律の疑問

基本中の基本『調律』

調律はどれくらいでするもの?

 

調律は毎年するものと思われている方が、お話をしているととても多いです。「それは何故か?」調律師が昔から長い年月、次回調律は1年後でということを続けてきた結果それが次第に一般常識のように定着してきたからではないかと思います。

そもそも何故日本では1年に一度の調律が、当然のようになっているのか。各メーカーが日本には四季があり1周するタイミングなどさまざまな理由から、”1つの基準として1年に一度”を推奨し”ただしピアノの状態により頻度は変わる”という考えが簡略化され、それにより年月とともにピアノの状態などその他の要因をふまえず1年に一度ということが当然となったものと思われます。

 

調律は1年に一度を何故すすめられるの?

それでは本当に1年に一度の調律が当然なのか、と言われるとそれは違います。たとえばピアノの置かれている環境や使用される頻度やお客様の気になれる度合いや新品のピアノなどの理由から、半年に一度の調律を進められている方はおられます。その逆で2年に一度など1年を超える期間を勧められることはあまりないようですが・・・。

では何故1年に一度を勧められるのかには、さまざまな理由があるかと思います。まずは当然ですが本当にそのピアノが1年で調律が必要なケース、他にもお客様がご希望されるケース、大きな声では言えませんが調律師が管理しやすいので(調律時期のご案内のタイミングがその都度変わると管理が大変だったり、その月々での仕事量が偏ってしまうと・・・など)というケース、説明が不要で楽だったりそもそも調律師が1年に一度が当然と思っているケース(1年に一度が当然になっていることや、日本には四季があるのでそのサイクルで一度調律をしピアノの状態も確認してあげるなどの短い説明で良い)などこのように理由はさまざまです。

 

調律はどれくらいの頻度が良いの?

では調律はどれくらいでするのが良いのか。その判断基準が「ピアノの置かれている環境」・「ピアノの状態」・「ピアノの使用頻度・方法」・「ご使用される方の求めるピアノの状態」になるかと思います。この点から調律を次回いつくらいにしてあげるのが良いかを判断するので、同じ頻度で良い方もいれば毎回次回調律の時期が変わる方もいます。

最初の置かれている環境は、基本的にはそれほどその年によっての違いや変化は少ない項目でその他のピアノの状態とピアノの使用頻度・方法と求めるピアノの状態によって、調律の頻度は変わると考えられます。

ピアノの状態・使用状況によっては2年に一度でも、全く問題ない方も多いかと思います。なるべく余分な費用をかけずにピアノを良い状態に保つために、調律を本当に必要な頻度ですることをお勧めします。お客様がどのような状態にピアノをされたいかで、1年に一度なのか2年に一度でも大丈夫なのかしっかり調律師の方と相談されながらピアノについて考えてもらえると幸いです。

ピアノの状態の経過について

まずはピアノのおおまかな状態のうつりかわりからお話しします。ピアノが新品の頃は当然全ての部品が新しいです。さまざまなクロスやフェルトなどが他の部品の重みで厚さが変わったり、他の部品とすれて摩耗しやすい状態にあります。またピアノの弦も新しい間は柔らかさがあり70Kgからの張力がかかっているので弦そのものが伸びます。このように3年から5年くらいは部品の変化が大きく状態が変化しやすいため、半年に1回の調律(ピアノの確認)が勧められます。ピアノの置かれている環境やピアノが出荷された時の状態によってその後安定するまでの期間が変わりますが、多くは数年で安定してきます。

この期間を過ぎるとピアノは安定期に入り不具合などが起きにくく、環境などによって変わりますが一般のご家庭で適度な使用であれば20年から40年はこの安定期にピアノはあります。もちろん環境が良くない場合や日々の使用時間がとても長い場合は部品の劣化などが早くなったり不具合が多くなります。

そしてこの安定期を過ぎると毎年調律をされているピアノも例外ではなく、徐々に部品の劣化などで修理や部品交換など、調律以外のメンテナンスも必要になってくる事もあります。ピアノを使用されている間は調律されていても、使用されなくなると次第に調律から遠ざかってしまいがちになります。きちんと手入れをしておくことでお孫さんが使うことも可能かもしれません。この先どのくらい使用していけるのかも合わせて調律師の方と話をされておかれると良いのではないかと思います。

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